デンマークの名窯の1つ、パルシュス（Palshus）窯でペア・リンネマン シュミット (Per Linneman-Schmidt) がデザインしたボウルです。
緩やかなカーブを描いたフォルム、オリーブのようなグリーンの釉薬のグラデーションが美しい作品です。小ぶりながらに程良い重量感があり、手に馴染みます。
ボウル底には、パルシュ窯で作られたことを示す"PALSHUS" の他に、コペンハーゲン・アムト・ホスピタルサービス（KAS=Københavns Amt Syghusvæsen *現在は「デンマーク首都地域 (Region Hovedstaden)」と名称が変更されている）の職員用ギフトとして作られたことを示す "KAS" の刻印があります。

ペア・リンネマン シュミットの作品は国内外でも非常に人気があり、現在でも多くの美術館に展示されています。


品番　　　　　ID 6126

材　　　　　　陶磁器

サイズ　　　　直径　132 mm
　　　　　　　高さ 　 61 mm

デザイナー　　Per Linnemann Schmidt

窯元　　　　　Palshus

原産国　　　　デンマーク


【パルシュス窯 (Palshus)】
デンマーク、コペンハーゲンの西にあるシングルーセ (Sengeløse) の町で、1948年頃、ペア・リンネマン シュミット (Per Linneman-Schmidt) が妻のアンネリーゼ (Annelise) と共に設立したデンマークの窯です。1972年に妻の死とともに閉窯するまでのわずか24年間、ランプや食器、花瓶などを手掛けました。ミッドセンチュリー・モダンの美学を反映したシンプルで洗練されたデザインと、独自の釉薬技法を特徴としています。
滑らかなフォルムとマットな質感が美しいパルシュスの陶磁器は、生産数は少ないもののその洗練された美しさにより現在でも世界中で人気の逸品です。


【デザイナー紹介】
ペア・リネマン・シュミット (Per Linnemann-Schmidt) は20世紀デンマークを代表する陶芸家・デザイナーの一人であり、パルシュ窯の創設者として知られています。デンマークの伝統的な陶芸技術を活かしつつ、モダンで機能的なデザインを追求する彼の作品は、シンプルながらも洗練されたフォルムと、美しい釉薬の仕上げが特徴です。
主な作品には、ボウル、花瓶、ランプベースなど、実用性と芸術性を兼ね備えたアイテムがあり、今でもデンマークの数多くの美術館に展示されています。


【注意点】
・　デンマークのバイヤーから弊社が直接仕入れましたが、ヴィンテージ品のため、経年劣化がございます。また目立つキズなどは写真にて紹介しておりますが、写真で確認できない細かいキズなどがある場合もございます。

・洗浄するときには、食器用洗剤と柔らかいスポンジをお使いください。

・製品の性質上、つけおきはお避け下さい。

・オーブン、直火でのご使用はできません。

・熱湯を入れたり冷凍庫に入れたりしないでください。

・たわしやクレンザーの使用はお控えください。

以上をご理解の上お求めください。