デンマークの名門工房 ルド・ラスムセン（Rud. Rasmussen）によって製作されたこちらのサイドテーブルは、北欧家具の真髄を体現する逸品です。
どの角度から眺めても、その品格と精緻なディテールが空間に静かな高級感をもたらします。
稀少なローズウッドを贅沢に用い、その深みある艶やかな木肌と美しい木目は見る者を魅了してやみません。
程よいサイズ感と、小物収納に適した引き出しが美しく調和し、上質な使い心地をお楽しみいただけます。

ひとつの家具でありながら、芸術品としての価値を併せ持つこちらのサイドテーブルは、日常を彩るアクセントであると同時に、世代を超えて受け継がれる存在です。


品番　　　　　ID 6129
　
原材料　　　　ローズウッド

サイズ　　　　幅:　　 650 mm
　　　　　　　奥行:　 325 mm
　　　　　　　高さ:　 505 mm

デザイン年　　1950年代

メーカー　　　Rud. Rasmussen
　　
原産国　　　　デンマーク


【メーカー紹介】
ルド・ラスムセン（Rud. Rasmussen）は、1869年にコペンハーゲンで創業されたデンマークで最も古い家具工房の一つで、芸術的なデザインのオーク材家具を専門としていました。しかし、1870年代半ば、新築のホテル・ダングレテール (Hotel D'Angleterre) の家具製作中に火災で焼失してしまいます。
20世紀初頭になると、同工房はデンマークの著名なデザイナーたちと協力し、数々の名作を生み出しました。特に、建築家・デザイナーのコーア・クリント（Kaare Klint）とのコラボレーションが有名で、彼の代表作であるフォボーチェア (Faaborg Chair) (1914年) やサファリ・チェア (Safari Chair) (1933年) などが製作されました。
また、モーンス・コッホ（Mogens Koch）やモーンス・ラッセン（Mogens Lassen）などのデザイナーとも提携し、エジプシャンテーブルやフォールディングチェアなど、機能美と革新性を兼ね備えた作品を生み出しました。

2007年には、同工房が「国家産業遺産」として認定され、2011年には家具メーカー、カール・ハンセン＆サン (Carl Hansen & Søn) に買収され、一部商品は同家具メーカーで製作し続けられています。

また、ノアブロゲデ45番地 (Nørrebrogade 45) にあった旧家具工房は、2008年にデンマークの保護建造物・場所登録簿に登録されました。

ルド・ラスムセンの作品は、デンマークのモダンデザインの象徴として、世界中のデザイン愛好家やコレクターに高く評価されています。その精緻なクラフトマンシップと時代を超えた美しさは、今なお多くの人々に感動を与え続けています。


【ご注意点】
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