フルールチェア（Fleur Chair） は、デンマークのデザイナー、ニルス・ヨーン・ハウゲセン（Niels Jørgen Haugesen） によって 1998年にデザインされました。

背もたれ部分の花びらが広がるようなフォルムから名付けられたこの椅子は、シンプルな構造の中にやわらかな詩情を感じさせます。スチールフレームと成形合板の組み合わせは軽量で扱いやすく、さらにスタッキングも可能。日常の機能性をきちんと備えながら、空間に静かな美しさを添えてくれます。

フルールチェア は、ニルス・ヨーン・ハウゲセンによる名作ですが、現在は生産終了しており、新品での入手は困難です。まさにコレクターズアイテムとして、北欧デザインの静かな存在感をお楽しみいただける一脚です。

実用的でありながらも、眺めるたびに少し心を和ませる存在。北欧らしい理性と感性のバランスを体現した美しくも存在感のある一脚です。


品番　　　　　 ID 53

材　　　　　　バーチ材　
　　　　　　　クローム（グレー）

サイズ　　　　幅　　480 mm
　　　　　　　奥行　520 mm
　　　　　　　高さ　790 mm / 440 mm

デザイナー　　Niels Jørgen Haugesen

メーカー　　　Bent Krogh A/S

デザイン年　　1998年

原産国　　　　デンマーク


【デザイナー紹介】
ニルス・ヨーン・ハウゲセン（Niels Jørgen Haugesen）は、デンマークのインテリアデザイナーです。コペンハーゲンのデンマーク王立美術アカデミーで学び、そこでデンマークのクラフトマンシップとデザイン哲学に触れ、影響を受けました。若い頃には、著名なデザイナーであるアーネ・ヤコブセンのもとで働き、ヤコブセンの合理的でシンプルなデザインアプローチを学びました。この経験が、彼のデザインスタイルの形成に大きな影響を与えたとされています。
ハウゲセンのデザインは、シンプルでありながら機能性と快適性を重視し、視覚的な軽やかさを追求する点が特徴です。素材は、スチールやウッドなど耐久性のある素材を使いながらも、座り心地や使い勝手に配慮したデザインが多く、家庭だけでなく商業施設や公共スペースでも多く採用されています。
最近では2025年春に彼の代表作のひとつである X-LINE チェアがHAYからリローンチされました。


【ご注意点】
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