【Vintage】PP901 "Suppose" Arm chair by Søren Ulrik Petersen
¥248,600
デンマークの家具デザイナー兼家具職人、ソーレン・ウルリック・ピーターセン(Søren Ulrik Petersen)による PP901 “Suppose” チェア は、デンマークの名工房PPモブラ(PP Møbler)との協働から生まれた一脚です。1999年に木工職人の秋の展覧会(Snedkernes Efterårsudstilling)で発表され、北欧家具の新しい可能性を提示しました。
PP901 “Suppose” という名前は、ソーレン・ウルリック・ピーターセンのデザイン哲学を色濃く映したものです。彼は家具をデザインするとき、完成形を最初から決めつけるのではなく、「もしこうしたらどうなるだろう?」(英語で"Suppose…")という問いかけから出発するアプローチを大切にしています。職人との対話や試行錯誤を繰り返す中で、仮説を立て、試し、また考える―その思考のプロセスこそが、この椅子の名に込められています。
繊細な木の表情と流れるようなラインは、空間に置くだけで静かな存在感を放ち、日常を上質なひとときへと導きます。まさに、クラフトとデザインの結晶といえるチェアです。
限定的なプロジェクトとして作られたPP901は、PPモブラではその後継続生産はされておらず、非常に入手困難なものとなっています。
* ペーパーコードは張り替えてあります(2025年9月)
品番 ID 1817
材 アッシュ材(ソープ仕上げ)
ナチュラルペーパーコード
サイズ 幅 540 mm
奥行 500 mm
高さ 760 mm / 440 mm
デザイナー Søren Ulrik Petersen
メーカー PP Møbler A/S
デザイン年 1999年
原産国 デンマーク
【デザイナー紹介】
ソーレン・ウルリク・ピーターセンは、デンマークの家具デザイナー兼家具職人です。家具職人として修業を積んだのちデザインスクールを卒業し、1991年に自身のスタジオを設立しました。以来、ジョージ・ジェンセンやロイヤル・コペンハーゲン、ルイスポールセンなどと協働し、家具から日用品まで幅広いデザインを手がけています。
彼の作品は北欧デザインの伝統に根ざしながらも、ユーモアや柔らかさを加えるのが特徴です。代表作「Tumbler Chair」で受賞歴を重ね、教育や展覧会活動にも積極的に関わってきました。現在もコペンハーゲンを拠点に制作を続けており、職人との協働を重んじながら、シンプルかつ個性的なデンマーク家具の可能性を広げています。
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