【Vintage】Arm Chair by Friis & Moltke
¥165,000
デンマークの建築事務所、フリース&モルケ (Friis & Moltke) が手がけたこちらのアームチェアは、1974年にオーフスのマルセリスホテル (Marselis Hotel) のために特別にデザインされたものです。建築だけでなく空間全体を意識して家具まで設計する彼らの姿勢が反映され、シンプルでありながらも凛とした存在感を放つ椅子となりました。
製作はラナース (R. Randers / Randers Møbelfabrik) 社 が担い、細身のスチールフレームに張りぐるみのクッションを合わせた軽やかで機能的な構造が特徴です。クローム仕上げの金属とレザーで仕立てられた座面の組み合わせは、当時のモダンなホテルの雰囲気に呼応し、実用性と美しさを兼ね備えていました。
現在ではこの椅子は新たに生産されておらず、ヴィンテージ市場においてのみ出会える稀少な存在となっています。
数十年を経てもなお、建築と家具が一体となったデザインの魅力を感じさせる一脚です。
座面裏には”RANDERS 001”とあります。
品番 ID 1112
材 レザー(黒)
クローム
サイズ 幅 550 mm
奥行 530 mm
高さ 750 mm / 450 mm
デザイナー Friis & Moltke
メーカー R. Randers A/S
デザイン年 1974年
原産国 デンマーク
【デザイナー紹介】
フリース&モルケ (Friis & Moltke) は、1955年にクヌド・フリース(Knud Friis)とエルマー・モルケ(Elmar Moltke)がオーフスで設立したデンマークの建築事務所です。モダニズムを基盤としながらも、重厚で彫刻的な造形や、素材の質感を生かした大胆なデザインで知られ、1960〜70年代のデンマーク建築界を代表する存在となりました。
代表作には、マルセリスホテル、オーフス大学の建築群などがあり、住宅から公共建築、家具デザインまで幅広い領域に活動を広げています。その建築は機能性と力強い美しさを兼ね備え、今も高く評価されています。
【メーカー紹介】
ラナース社(R. Randers)は、デンマークのラナースに拠点を置いていた家具メーカーです。1940年代頃から活動を始め、1950〜70年代にかけてはスチールフレームを用いた椅子やテーブルなど、モダンで堅牢なコントラクト向け家具を多く手がけました。建築事務所 Friis & Moltke とも協働し、オーフスのマルセリス・ホテルのためのアームチェアなどを製作したことでも知られています。
【ご注意点】
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