【Vintage】Church Chair by Kaare Klint
¥169,400
1936年にデンマークの建築家コーア・クリント (Kaare Klint) がコペンハーゲンのベツレヘム教会(Bethlehem Church)用にデザインした椅子です。シンプルで直線的なフォルムと温かみのある質感は、教会の静謐な空間に調和するために設計されたものです。軽やかでありながら堅牢な構造は、長く使い込むほどに木肌の深みが増します。北欧デザインの誠実さと普遍性を体現する、時代を超えて愛される名作椅子と言えるでしょう。
チャーチチェアは「一脚でも絵になる椅子」でありながら、並べると教会の列席を整える秩序感が出ます。
教会の列席用としてだけでなく、家庭や商業空間でも使用され、そのシンプルで洗練されたデザインが高く評価されている椅子です。特に、コペンハーゲンのグロンツヴィ教会(Grundtvig's Church)で使用されている姿が有名で、デンマークの建築家ペーター・ヴィルヘルム・イェンセン・クリント(Peder Vilhelm Jensen Klint)によって設計された教会の特徴的な空間に調和しています。
品番 No. 4133 / ID 212
材 ビーチ材
ペーパーコード
サイズ 幅 520 mm
奥行 550 mm
高さ 840 mm / 430 mm
デザイナー Kaare Klint
メーカー Fritz Hansen
デザイン年 1936年
原産国 デンマーク
【デザイナー紹介】
コーア・クリント(Kaare Klint)は、デンマーク家具デザインの基礎を築いた人物であり、「モダンデザインの父」とも称されています。彼はコペンハーゲン王立美術アカデミー (Det Kongelige Danske Kunstakademi) に家具デザイン科を創設し、家具を芸術ではなく生活に根ざした実用的なデザインとして捉え直しました。その作品は装飾を排し、人間工学に基づいた寸法や比率を重視することで、機能性と美しさを兼ね備えています。代表作にはチャーチチェアやサファリチェアがあり、今日でも北欧デザインを象徴する存在として高く評価されています。また、彼の思想と教育はハンス・J・ウェグナーやアルネ・ヤコブセンといった後世の巨匠たちに受け継がれ、デンマークデザインを世界的な地位へと押し上げる大きな原動力となりました。
【ご注意点】
・ ペーパーコードは張り替えてあります(2025年9月)。
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