*こちらのカトラリーはショールームで展示していたため細かいキズがあるものがございます。

ジョージ・ジェンセンのカトラリー、ニューヨークシリーズのランチョンナイフです。
オーガニックなフォルムは1963年にデザインされたとは思えないほど、モダンな美しさを湛えています。ジョージ・ジェンセンでクラシックラインを数多く手がけているヘニング・コッペル(Henning Koppel)のデザインです。
エレガントでありながらシンプルさも兼ね備えたカトラリーは、日常使いにも来客時にもぴったりです。

こちらのシリーズはステンレススティール(18/8)で作られており、食器洗い機をお使いいただけます。
なお、発送の際には、箱の汚れや破損、箱なしの場合もございます。


品番　　　　　　　3 320 024

長さ　　　　　　　200 mm
　　　　　　　
材質　　　　　　　ステンレススティール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

デザイナー　　　　Henning Koppel

メーカー　　　　　Georg Jensen

原産国　　　　　　デンマーク

【デザイナー紹介】
ヘニング・コッペル（Henning Koppel）は小さい頃に芸術の才能を発揮し、描画や水彩画を学びました。その後、デンマーク王立アカデミーで、のちにパリで彫刻を学びました。
彼のスケッチはそれ自身が芸術作品といえるものですが、まさに子供の頃に開花した類稀な描画に技術によるものです。

ヘニング・コッペルは、私たちが今日考える「デンマーク・デザイン」を作り上げたデザイナーといえるでしょう。
ヘニング・コッペルの機能的で美しいデザインは、ジョージ・ジェンセンに革命をもたらしました。コッペルのデザインは、シンプルなラインで形づくられたあたたかみを感じる、本当の意味での最高傑作です。
また、オーガニックで自然に忠実なフォルムのコッペルのデザインは、今まで流れの主流であった機能主義の厳格な規則の勢いを弱めることになりました。
彼は、日々の生活で使う商品に、美しさと機能性をもたせることを目指していました。

コッペルは、1946年にジョージ・ジェンセンでデザインをするようになりました。彼の最初の作品は、クジラの脊椎と微生物のような形をした想像力豊かなネックレスとブレスレットのシリーズでしたが、それは、小さな傑作となりました。

1981年に63歳でこの世を去ったヘニング・コッペルは、多くの家庭で使われている「ニューヨーク」などのステンレススティールのカトラリーから、1979年にジョージ・ジェンセンの75周年を記念してデザインしたシルバーとクリスタルの燭台まで、多くの作品を残しました。
生前には、ミラノ・トリエンナーレ、国際デザイン賞（IDA）、ルーニング賞など、多くの賞を受賞しました。
こういった栄誉も重要ですが、今でも人々がコッペルがデザインした時計を選んだり、彼がデザインしたポットからコーヒーを注いだりしているということに、さらに大きな意味があります。
完成度の高い魅力的な彼のデザインは、いまだに愛されており、その魅力が衰えることはありません。


【使用上の注意点】
・洗浄するときには、食器用洗剤と柔らかいスポンジをお使いください。
・食器洗い機はご使用いただけますが、オーブン、直火でのご使用はできません。
・たわしやクレンザーの使用はお控えください。