1960年代にクゥー・ウスタヴィ(Kurt Østervig) がデザイン、ジェイソン・ムブラー (Jason Møbler) 工房で作られたヴィンテージのサイドテーブルです。
こちらは３つで１セットのネストテーブルとしてデザインされたテーブルの真ん中のサイズ（M）です。一番大きいサイズのテーブルが無い２個セットの状態で、現地ディーラーから直接買い付けました。
一番小さいSサイズは別売りとなっております（一番最後の写真でご確認ください）。

材は美しいローズウッド、当時よく使われていたフォーマイカの天板には経年劣化が見られたため、耐水性、耐熱性、耐摩耗性に富んだ黒ウレタンで美しく仕上げました。
また、裏面には、ジェイソン・ムブラー工房の刻印があります。

デンマーク家具の黄金期と言われた時代の圧倒的な存在感を感じるこちらのテーブルは、Ｓサイズと組み合わせることにより様々な表情をお楽しみいただけます。


品番　　　　　5933

材　　　　　　ローズウッド

サイズ　　　　幅　　550 mm
　　　　　　　奥行　385 mm
　　　　　　　高さ　440 mm

デザイン　　　Kurt Østervig

工房　　　　　Jason Møbler

デザイン年　　1960年代

原産国　　　　デンマーク
　

【デザイナー紹介】
クゥー・ウスタヴィ(Kurt Østervig) は、デンマークの家具デザイナーとしては異色の経歴をもっており、フュン (Fyn) 島のオーデンセ (Odense) で造船技師としての教育を受けました。しかし、スティールよりも木に愛着を感じていたウスタヴィは、イー・クヌセンのデザインスタジオ (E. Knudsen’s Studio) で家具デザイナーとして働くようになり、その後1947年にフリーの家具デザイナーとして独立しました。
ジェイソン・ムブラー (Jason Møbler)、ブラン・ムブラー (Brande Møbler)、 KPムブラー (KP Møbler) など当時のデンマークで有名な工房と仕事をし、多くの家具をデザインしました。

ウスタヴィは特にオーク材と革の組み合わせを得意とし、船室やホテル、劇場、高齢者施設などにも特注家具をデザインしています。

1960年代にJason Møblerの為にデザインされたStrit Chair (尖った椅子)はニューヨーク近代美術館 MOMAに展示され、彼を有名デザイナーの一人とするきっかけとなります。


【ご注意点】
・ ヴィンテージ品のため、使用感や経年劣化がございます。また目立つキズなどは写真にて紹介しておりますが、写真で確認できない細かいキズなどがある場合もございます。
・ 天然木を使用している為、木目は一点一点異なります。また木の節が目立つものもございます。

以上をご理解の上お求めください。