ニルス・ヨーン・ハウゲセン（Niels-Jørgen Haugesen）がデザインしたスタッキングチェア「X-Lineチェア」は、ミニマルで機能的な北欧デザインの代表的な椅子です。1977年にデザインされ、1980年代に広く知られるようになりました。名前の通り、サイドフレームが「X」字型になっており、椅子の構造的な美しさと安定性を兼ね備えており、見た目の軽快さと視覚的なインパクトを与える要素となっています。シンプルで軽量な構造と、洗練されたフォルムが特徴で、多くのデザイン愛好家やインテリアデザイナーに愛されています。

こちらの椅子はベント・クロ社(Bent Krogh) でつくられたものですが、2025年春にはHAYからのリローンチが決まっています。


品番　　　　　6100 (ID 1857)

材　　　　　　クローム材（グレー）

サイズ　　　　幅　　500 mm
　　　　　　　奥行　470 mm
　　　　　　　高さ　770 mm ／ 440 mm

デザイナー　　Niels Jørgen Haugesen

メーカー　　　Bent Krogh

デザイン年　　1977年

原産国　　　　デンマーク
　

【デザイナー紹介】
ニルス・ヨーン・ハウゲセン（Niels-Jørgen Haugesen）は、デンマークのインテリアデザイナーです。コペンハーゲンのデンマーク王立美術アカデミーで学び、そこでデンマークのクラフトマンシップとデザイン哲学に触れ、影響を受けました。若い頃には、著名なデザイナーであるアーネ・ヤコブセンのもとで働き、ヤコブセンの合理的でシンプルなデザインアプローチを学びました。この経験が、彼のデザインスタイルの形成に大きな影響を与えたとされています。
ハウゲセンのデザインは、シンプルでありながら機能性と快適性を重視し、視覚的な軽やかさを追求する点が特徴です。素材は、スチールやウッドなど耐久性のある素材を使いながらも、座り心地や使い勝手に配慮したデザインが多く、家庭だけでなく商業施設や公共スペースでも多く採用されています。
ハウゲセンは、デンマークの伝統的なデザイン哲学を基盤にしながらも、彼独自の視点で新しいスタイルを作り上げ、特に彼のX-Lineチェアは、代表的なデザインとして有名です。


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