アンティ・ヌルメスニエミ（Antti Nurmesniemi）がデザインしたスツール 003は、機能性とミニマリズムを重視する彼の姿勢がよく表れた、素材の美しさと構造のシンプルさが際立つ作品です。
家庭やオフィス、公共スペースなど、多目的に使用できる汎用性の高いスツールで、その洗練されたデザインと高い実用性は、北欧デザインの真髄を体現しています。
スツール 003は、北欧デザインにおけるクラシックなアイテムとされており、また、モダンインテリアにおいても高く評価され現在でもヴィンテージマーケットやコレクターの間で人気があります。


品番　　　　　Stool 003（ID 2767）

材　　　　　　なめし革、黒／クロームフレーム

サイズ　　　　幅　　520 mm
　　　　　　　奥行　520 mm
　　　　　　　高さ　340 mm

デザイナー　　Antti Nurmesniemi（アンティ・ヌルメスニエミ）

メーカー　　　Arvo Piiroinen OY

デザイン年　　1964年

原産国　　　　フィンランド
　

【デザイナー紹介】
アンティ・ヌルメスニエミ（Antti Nurmesniemi）は、フィンランドを代表するデザイナーの1人で、20世紀後半のモダンデザインを牽引した人物です。
ヘルシンキ美術工芸学校（現：アアルト大学芸術デザイン建築学部）で学び、デザインの基礎を身につけました。卒業後は家具デザインに関心を持ち活動をスタート、アルヴァ・アアルト (Alvar Aalto) やイルマリ・タピオヴァーラ (Ilmari Tapiovaara) といった、同時期のフィンランドのモダンデザインの巨匠たちから影響を受けつつ、自らの独自のスタイルを確立していきました。
1956年には、自身のデザインスタジオを設立し、本格的にデザイナーとしてのキャリアを開始しました。

彼の作品は、機能的で洗練されたデザインに特徴があり、家具、インテリア、工業デザインの分野で幅広く活躍しました。特に、フィンランド鉄道会社VRのインテリアや琺瑯製のコーヒーポットは代表作と言われており、フィンランドの家庭で広く親しまれモダンデザインのアイコンとなりました。


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